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富山技術センターは、富山市の北部、神通川のほとりに、免疫抑制剤「プログラフ」の原薬生産工場として、1992年より操業を開始しました。その後、プログラフカプセル・顆粒、プロトピック軟膏の製剤・包装及び抗真菌剤の原薬製造を担う工場として発展してきました。 富山で製造したプログラフ、プロトピックは、広く世界市場に供給され、免疫疾患で治療が必要な患者さんに提供されています。

 

 

富山技術センターの画像2


また、富山技術センターは、アステラスグループのバイオリードの拠点として、従来の工場機能に技術研究機能を付加し、名称を富山技術センターとしています。今後、新たなバイオ製品の治験薬および商用製品の製造に向けて施設を整備するとともに、技術者の育成を進めています。

 

 

 

富山技術センター 概要

  • 敷地面積:191,000m2(建築面積 23,986m2
  • 創 業 年 :1992年1月
  • ISO14001取得年:2000年

伴 富山技術センター長からの一言

伴 富山技術センター長の画像

富山県の医薬品産業は、江戸時代から300年以上の歴史を有する伝統産業であり、現在、県内には約80社の医薬品メーカーと100以上の製造所を有しています。

このような薬都富山の地に、富山技術センターは、天然物から新たな生理活性物質を探索し、発酵技術を活かし生み出された免疫抑制剤「プログラフ」の原薬生産工場として1992年に操業を開始いたしました。その後、プログラグカプセル、顆粒、軟膏製剤・包装へと生産活動展開しました。加えて、2001年より抗真菌薬「ミカファンギン」原薬の製造も開始しております。これらの医薬品は、アイルランドのケリー工場および高岡工場との協同により、グローバル製品として世界各国の患者さんに届けられています。

昨年2019年末には、アメリカ食品医薬品局(FDA)より、画期的治療薬の認定を受けた抗体医薬品である「エンフォルツマブ べドチン」の製造承認を受け、商用生産をスタートさせました。さらに、現在臨床試験が進行している他の抗体プロジェクトの商用原薬製造に対応するために、4階建て延べ面積8000m2 の抗体原薬製造施設を新たに建設し、2020年3月に稼働しました。

富山事業所は、発酵技術からスタートした培養・精製・分析・品質管理・GMP・エンジニアリング・環境管理というそれぞれの要素技術・ナレッジを基盤に、抗体原薬製造のフィールドへ事業を展開してきました。今後、既存の製品群を含め、アステラスのバイオ原薬製造サイトとして、さらなる進化を続けて参ります。

私たちは、移植、感染症、ガンという患者さんの生命に密接に関わる医薬品の製造を担っています。このため、いかなる状況においても安定生産、安定供給を継続することが使命と考え、最新の技術と最高のチームワークで、日々業務に取り組んでおります。同時に、働く仲間の安全、健康を第一に、一人ひとりが成長・達成感・やりがいを感じられる組織を目指しています。